「これがいい!」にこだわりたい。
自分らしさを求めて、人が集うスペースにて

自分らしい暮らし方を探そう
福島・郡山
暮らしづくりビレッジ

カフェでくつろぎ、集い、探す。
暮らしと仕事のていねいな紡ぎ方

僕はもともと会社員でしたが、どういう暮らし方が自分にフィットしているのか、自分自身わからなくて模索していました。社会全体でもそんな人は多いんじゃないかな。

地域や家族で自分らしい暮らし方を考えられる場所があったらすてきだなと思っていたところご縁があって、日本財団さんに助成してもらい、郡山に「暮らしづくりビレッジ」を立ち上げることができました。ここは、カフェだけじゃないんです。子育て中の女性の就労支援の機能をもつ民間型ハローワークもあり、個人やサークルで活用できるレンタルスペースもあります。

お子さんと一緒に来て、お仕事探しをする方。のんびりコーヒーを飲みに来る方。イベントを楽しむ方。スペースを使って仕事をする方などなどこの施設の使い方はさまざま。僕は来てくれた人のために、一杯一杯心をこめてコーヒーを淹れています。

フルーティーなコーヒーはハンドドリップで。
もちもちのベーグルに、味の濃い有機野菜をたっぷりはさんで。

僕は、仕事も暮らしも「これでいいや」ではなく、「これがいい!」を選びたい。みなさんもそうできれば素敵な社会になるだろうなと思っているんです。

「暮らしづくりCOFFEE&BAGEL STAND」のコーヒーは、苦くないんですよ。できるだけフルーティーな豆本来の美味しさを味わえるコーヒーにこだわっているので、県内ではここでしか飲めない希少な逸品を使っていますし、最近オリジナルブレンドも作りました。

フードで出す野菜に対しても、こだわりは同じ。となりにある二本松市の有機農業研究会さんで作っている野菜を直接購入していますが、本当に味が濃くておいしいんです。
まずは暮らしをしっかりと。その中からこそこだわりの仕事が生まれると思っています。

手作りだから、愛着の度合いが違う
お気に入りのモノに囲まれ、分け合う暮らし

ここに来てからほぼ1年。暮らしぶりは全くかわりました。野菜や果物って、スーパーで買うものだと思っていましたから(笑)。今は知り合いの生産者さんが一生懸命作ったものをおいしくいただく。

食べるときは「いただきます」。食べ終わったら「ごちそうさま」。そんな言葉の意味すら、今までの自分はちゃんとわかっていなかったのかもしれません。

生産者さんから直接購入した有機野菜は、おいしくってここで食べるだけではもったいないと、ここに来る人たちにも声をかけて共同購入を始めました。さらに最近、自分でも家庭菜園を始めちゃいました……笑。

「暮らしづくりビレッジ」と言っている以上、自分たちで作れるものは自分たちで作ろうよと。

実は下手くそですけれど、机とかドリッパースタンドも手作りなんですよ。手作りをすると愛着の度合いが違いますね。

ふんわりスムージーは、凍らせてアイスにも。
濃い味の有機野菜を使って、本来の甘みを生かす

今日は採れたての枝豆を使ってGreenwizで、ずんだスムージーを作ってみました。

ゆがいた枝豆をさやからはずし、牛乳と自然由来の砂糖少々を入れて、スムージースイッチオン。凍らせれば、アイスとしても食べられます。枝豆の味が濃くて甘いので、砂糖の量は少なくてOK。ご家庭でも簡単に作れますので、ぜひどうぞ。

僕は、ここでおいしいものを楽しむだけではなく、みなさんが自宅で再現できるということを大事にしたいと思っているんです。

「このベーグルにはこのコーヒーが合うよ」
「こんなスムージーおいしいよ」
「こんなふうに生活に取り入れたらイイ感じじゃない?」
「あ。いいかも!」

そんな、お客さんとの距離感をこれからも大切にして、ひとつずつ豊かな暮らしのための提案をしていきたいなと思っています。

PROFILE
暮らしづくりビレッジ(田中 豪)

暮らしづくりビレッジ 田中 豪(タナカ タケシ)
一般社団法人Stand for mothers 代表理事
一般社団法人JAPAN FAMILY PROJECT 代表理事
日本財団助成事業 暮らしづくりビレッジ 代表

東日本大震災を機に、ママが抱える社会課題の啓発・改善プロジェクトとして、「Stand for mothers」の立ち上げに参画、平成27年3月より、一般社団法人Stand for mothersの代表理事に就任。現在郡山市に生活拠点を移し、自らの「なりわい」にも向き合うべく暮らしづくりビレッジを立ち上げ、持続可能な施設運営を目指し、日々精進中。

暮らしづくりビレッジ
福島県郡山市日和田町西中島14-1
営業時間 10:00~18:00